2009年12月15日

米軍辺野古基地問題の一意見

アジアの治安面からいえば、あきらかに反共防波堤の役をになうのがどうしてもそこになるのだから、戦中の悲惨を二度くりかえさない為にも、米軍への譲歩を優先し、飽くまで一県民である沖縄の人々への遠いおもんばかりからもできるかぎりアメリカ世への謳歌をのぞむ方がいいか。もし今回の問題を県外移設へいざなうと、おそらくかなり遠い段階で沖縄県民へ戦禍がふたたび及ぶ危険性もあり、この騒音や軍人の基地外への仕業の弊害をはじめからおさえておきたいなら、施設の充実費を沖縄に限っては十分に見込んでおくことが望ましい。楽園ならば悪事も為す気になりえないだろうから。
 おもうに、戦中の経緯を天皇陛下がこころより安んじておられるのはお聞きするまでもなく数々のご慈悲徳行の実例からも明らかであり、この点への思慮を凝らしたなんらかの象徴の国事、和平への行いをお願い申し上げることはあしき独裁主義中国共産党への当面の愛想などよりはるかにそのみこころを賜るのに適当である。