くさるほどカネを余した卑猥な老人たちが
きみを見下して言う。ほら、結婚しろ
そして日本を繁栄させろ。ところが
きみには120円のジュースを買うカネもない。
それは猥褻物頒布罪極悪都知事に媚びをうった
女流の猥褻物頒布罪極悪小説屋の手の中だ。
そしてまた淫奔な極悪女をはべらせ
威張りくさった悪徳老人連合が言う。
これが東京なんだよ。悪の天皇家を敬え。ギャハハハ
気がくるったみたいな高学歴お笑い芸人だけが儲けまくる
派遣村で集団になって蟹工船をよみあさる漫画ジャップ
僕は東京人が全員自殺するのを望む。
老人に死ぬ気はまるでない。証拠に、
日々の勤行はすべて金儲けだ、そして
まったく役立たない古臭い情報をはきだし、
全人間を学歴差別し、
若者からの搾取を自己正当化する。ただ吐き気がする。
日本という老廃物でうずまった糞づまりの大獄。
テンノーをうやまえ! テンノーをうやまえ!
なにもわからない黄色い帽子の小学生のときから
何億回怒鳴られてきたかわからないその文句の中身は、
僕は東京人が全員自殺するのを望む。
ゲイシャジャップ京都土人の末裔が支配する
腐敗した地を洗うのだ!
僕は東京人が全員自殺するのを望む。
代わりに、そこを一面に咲くゆりの花畑にしてみせよう。
僕は東京人が全員自殺するのを望む。
黒塗りのベンツから様子を伺いうかがい
通うのは犯罪ゲイシャ屋だけの
腐敗したソドム人種に粛清を!
ところがそれは風のあいまにきこえた
いつかの戦のあとの草刈りの音だった。
のこされたのは、一面に広がる武蔵野だ。鴇の架かる
多摩川の合間でしずかに息をつく、名前のない
浜木綿の吐息を聞いた。
もしこの地に静穏が訪れるなら
そのとき僕はやっと東京を愛せるだろう。今は未だ
あまりにすべてがうるさすぎる。あふれきった
雑魚どものおかげで、大阪から随分遠いここにも
きがしれない損得勘定のみやびとがやってきて、僕の
大人しく寝ている街にサイレンを鳴らすのだ