2008年6月8日

実力制と学閥制の対決

実力制により、precariat・祈れる者へ出世の道を開かぬ私企業はいずれ、その不倫さによって悪評を招き市場から自然に淘汰されてしまう。

LOFTが非正規社員を格上げしたことには先見の明がある。かれらは既存体制におんぶしただけの《非実力派》を競争原理により組織内で打ち負かすであろう。そしてその様な革新を図り得た企業から、健全で生き生きとした社風は回復するのだ。
 現行SONYの内部風紀が奮わないことには、すでに固定化した社内情実人事が不可避の退化を持ってくるからだろう。製品の質にもこの様は反映されてくる。
やがて消費者側の開眼によって、劣る製品情報は共有されて老兵は去るのみだろう。

元来は単なる教養の私淑でしかあり得ない筈の学歴証明を以て企業を揺する有り様はあたかもエセ君子の虚飾である。
こういう中身のまるでない傲れる者・学閥幽霊は可能なかぎり速く、地表から消え去ってもらう方が世の中の為になろう。