2008年3月12日

現代経営策

管理価格の脱構には非価格競争からの脱却が必修と言える。

土俵が違えば大関も危うい。
小結び前が横綱を倒すともなれば猫騙しのような小手先は通用しないかも知れないが、少なくとも土俵を変えなければ無理は当然だろう。
 言い換えれば技術革新以外によって管理価格内の非価格競争を勝ち抜く方法はありえない。
例えば大手新聞に優る記事ではなく、全く趣向の違うnet newsを配信するserviceは前者と同じ土俵に乗らないで競うこと。
法規が追いつく迄、商業は不当な独占に最大限に抗う構えがなければならない。
「創意工夫」は産業を進化させる原動力だろう。我々の経済は競争と努力の中で永久に試合を続けて行く。それが功利と福祉をもたらすもの。

『肩透かし』は小ネズミが象を倒す奥義である。恰も巌流島の遅刻勝負の如し。
管理価格内部での馴れ合いを避け、広告費を全く割くことで大企業の盲点を突き崩すことができる。これを第三次産業の肩透かしと呼びうる。