2007年4月25日

猿の描写

御前は何の為に産まれて来たのだ。
御前は何の為に死に逝くのだ。
理由は説明しない。
御前の心は氷りついて、叫ぼうとする。
しかし誰も答えられはしない。
御前はただの宇宙の屑なのだ。
恐ろしい事を教えてやる。
御前は只の宇宙の塵なのだ。
それでも御前を取り巻く動物類と戯れて、
束の間の娯楽に耽る馬鹿が見える。
満足して死ねるかな。