2007年3月22日

文化相対論

全て文化が適応慣習なら絶対の貴賎はない。直ちに相対の美醜観を催すのみ。為らばわが振りを清めるには反面教師と模範とを比較検討し、より美風な文化を創発するよう努めねばならない。世界には千差万別の微妙差がある。これらの美醜を慧眼の見識に立ち確かに判断する博感教養を持たねば文士足りえず。流行を指導し批判せよ。陋弊を排し、美風を扇ぐ芸能を持たねばならない。