2006年11月3日

科学的転回

科学原理思想は不確定。それは地球文化構造惑溺の潮流に過ぎない。しかしその否定論拠がない限り、scienceは専ら地球人類建築の基礎であり続ける他ない。だが我々の最終目的が科学には無いことは明らかだ。科学は人類知能の探索遊戯であって、それ以上の定義にない。ならば、かような児戯の先に生成を導く思想形質が天才に由りいずれ産み出されることは想像に難くない。現代世界はこの為の準備舞台であると考えられる。なぜなら種内競戯を無期限に延長させる言い訳は単に、進化を誘発する為の環境創作で暇つぶしする待ち時間、という予備考案已だろう。文明は舞台制作に喩えられる。機械という俳優を立派にしつらえる為の。