2006年7月10日

人類の生態目的論

快楽は君をどこにも連れて行かないだろう。アリストテレスが云う様に、快楽は生活をより幸福にする為の方法であって、目的ではない。なぜなら、それは脳内化学反応の結果であり、しかも生態balanceをとる為に仕組まれた相対的な反応に過ぎない以上、肉体的な中庸を要請されるから。君にとって目的なのは、理想でなければならない。それはそれらの具体的実現よりも質の高い快楽であり、その分、有益ですらある。
 理想は知能発達の促進という進化の過程を辿る、目的視さるべき活動。それは人類の地球内生態的identityを実現する。