2006年7月7日

権威論

君が如何に考慮するとも、地上の権威はすべて戯れに過ぎない。それは無常に属する非・形而上学的な執着であり、顧みられる可ものではない。にも関わらず、制度は権威を手段として抱く。権力の分配に効率を導入する為に。地位・名誉・栄典は現世にとっての下らない潤滑油の役割を果たす。