2006年6月29日

神への飛躍の必然性と超人類

人類は本能的な理性に基づいて彼ら自身を自ら絶滅させることは殆どありえない。彼らは己を保護し養い営み続ける為に最良をつくす。だが彼らの知性はその中から別の生態的地位を持つ超人類を産み出さずにはおかないだろう。機械的操作を施された改良遺伝子人類の他には、宇宙船や他星での超長期的生活と繁殖、即ち製造に充分耐えうるだけの適応力を持つ地球型生命はほぼいないから。
 もし地球人類に永遠に対する希望がありうるなら、超人類の製造を自動化するしか方便はない。
 人類は文明のうえで生き残りたがるだろう。だがそれを幸福とは呼べない。創造的でない人生は奴隷に等しい。人は神の為の機械となる訳だろう。自由とはその為の暗号だったものか。