2006年3月7日

長い旅路だ。月明かりが君の足元を照らす。闇の奥に何か、本当に大切なものを探し求めている。
 完全無欠な孤独の先に、君はどんな道を求めているのか。誰もそれを知らない、知れない。君にしか見つけ出せない自由がある。天から地から笑い声が聞こえる。愚かしい奴だ。お前の為の約束された場所など存在しない。まるで神様気取りだ。馬鹿馬鹿しい、我々はサルの子孫に過ぎないのにね。けれど、君は歩き続ける。まだ知らないことを知りたい。誰も行ったことのない場所へ行きたい。宇宙の果てに何があるのか。それは君にしか見つけられないだろう。