2006年3月9日

知的猿

孤独な旅人、君は何を探して歩いていくんだ。数え切れない人波のどこかに潜んで、その一対の目は何を見つめているのか。産まれた理由を探し、天を遊ぶ自由者。君は世界に居合わせて、やがて老いて死ぬ。
 宇宙は広がっているし、広がっていく。そんな舞台に浴して文明を築く、知的猿。君がどうやって生きるべきなのか問い続けたまえ。なぜ君が産まれたのか考えなければならない。