仮説、精神と宇宙の関係。人間が精神と呼び慣らす大脳新皮質の神経系における電気信号現象のどこかに、光速以上の速さを達成した場所があるだろう。私的な予測では、前頭葉の中枢にあると思う。そこに精神という現象は実在するのであって、究極的には超自然的なものはここにしか無いだろう。光の集中が無限大へ到達して脱出しなくなったwhite holeがある筈だ。それは又、絶対の真空へ限りなく近い点ではあるが、しかし飽くまでも現象界に属した光子運動の一次元点である限り、光子は量子だから、極めて僅かながら質量を持つだろう。この観測を行えば精神の実在は実証できる。
我々が哲学の範囲で自由などと呼ぶ性質、或いは宗教分野での神とか呼ぶ性質は、すべてこのwhite hole或いは精神における宇宙法則からの漸近的解放に由来する物理現象なのだろう。