鈴木雄介ブログ
2006年2月22日
人生の遊び
宇宙界の緻密な遠大さは驚くばかりだが、もし精神作用が本当に偉いならその乱雑さを笑うだろう。言い換えれば、整理された秩序を想う限りにおいて、人間精神は宇宙界より雄大である。少なくとも、そう考えて始めて、我々が我々足り得るような自尊心という根拠を借りる。我々は愚かしい葦に過ぎないのだろうが、その精神は、宇宙の溜め息に値する清らかな花だろう。舞台に遊ぶ者たちをどうして宇宙が楽しまないものか。
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