2006年2月16日

独立主義へ

Americanismを乗り越える政治理念を国際間の常識としなければ、国連の大国主義は崩せない。

こうして国際政治学者の口火から『独立主義』の喧伝が推進されなければならない。

即ち飽くまでも外交の諸側面に堅固な姿勢を保持し、協調性より思い切って国益を最優先させる勇気が必要である。
我々世界市民が地球規模の真の民主制を実現するには、各国の自主的統治の堅持が前提だ。
例え如何なる暴力の脅しにも怯まない文民統制の気概が自覚されるべきだ。

 予想内批判への回答。

1.ナショナリズムは時代遅れのイデオロギーだ
──否、その矛先と利用法が命題であり、手段としての愛国心は地球時代の人民の基本思想だ。
国連改革実現と国際政府構築への意志の公布には国民度の養生が何より先。

2.超大国の圧力をどうする
──理想主義は充分に実現の範囲内にある。即ち、集団的自衛権が存在する以上、積極的平和主義は最も現実的な国策である。我々は言論のみの正義をいつでも断行し得るのだ。すべて人民の自覚の多少に懸かっている。