2024年4月9日

天皇と西日本中心主義への批判的視座

日帝時代の朝鮮より今の韓国文化の方が遥かに経済面でも芸術面でも発展しているのは明らかなので、西軍の「発展させてやった」という納税奴隷欲しさの侵略正当化の理屈は破綻していると言っていい。
 彼らは根っから悪意なので、重ねて日帝の欧米猿真似の明治建築があるせいだという場合もあるが、満州などでわざわざ破壊しないのは勿体無いからにすぎない。
 戊辰戦や琉球処分時の西軍侵略犯らが、山形での西郷隆盛軍の寛恕の態度を除けば、総じて残虐非道で無作法、無教養だったのは東日本や沖縄側の凄惨極まりない記録でも同じなので、国内外どちらでも彼らの悪意はごまかしきれない。西日本の人々は確かに文化破壊と政権簒奪に純粋な悪意で襲ってきたのだ。
 実際、韓国を自由化したのは米国だったので、北朝鮮との対比を省みても日帝時代から大差がないと言える北側との落差は大きい。
 西日本自治体は一般に明治維新を美化しているが、実態は国内外を侵略し文化破壊しつつ、米国時代に劣った発展度しかあり得ない狂った天皇全体主義を押しつけて回っていた。

 単一文化主義や自文化中心主義という排他的利己性を帯びる西軍、殊に自称京都や自称近畿の考え方は、中国や欧米から真似た夜郎自大の焼き直しに過ぎない。西日本自治体はGDPや国民所得、エンゲル係数、食料自給率などの経済指標や、文化多様性で一般に、侵略した韓国や東日本、アジア諸国に劣るからだ。

 この世界では、善は悪を打倒すべきものなのだから、東日本人一般は西軍の主要自治体や天皇家による近くは幕末から、遠くは山所僭主政治から続く一連の暴力や神道の洗脳での国事乗っ取りを実力行使で排除し、西軍や天皇による明治政府の悪行を美化し続けている西日本の悪謀を批判できなければならない。