2024年1月17日

ある不良画家の不幸な自己磔刑事故に思う事

数年前のこと。いきなりエゴサーチで絡んできて「若造」などと僕へ侮辱罪して逃げた会田誠っていう、ある種の、口にしたくないネタ作家。そのあとで釘に足刺して入院して足裏の神経ダメになったんだって。今見た。(なお、足に釘さすじゃないんかいとのツッコミは受けつけない。想像で見たまま描いた)
 画家って普通穏やかな人が多いのだし、現代美術分野広しといえどもあんだけ無礼系ははじめてみたのだけど、決してゆるしちゃいけないと思う。絵画はこの野蛮な世界で、繊細な優しい心の持ち主たちの安全地帯になっているからだ。

 絵描きはそれしかできない人が多い――というか、絵描きは絵を描くのが単にうまい人だけでなくて(逆に見方次第で変わるとはいえ、ある観点で下手な絵をかく絵描きってのもいる訳だけども)、逆に生き方に不器用とか、何らかの才能が特化していて、「絵を描くしかうまくできない」という類の人も相当、いる筈だろう。粗野な人が荒らすと大人しい側がしぬ。