不徳な男は自滅する。 不貞な女達は淫行で日々信望を失いながら悪男に使い古され、遂には誰からも見捨てられ死ぬ。
悪男悪女は誠実な人々を踏みにじっておごりたかぶるが、刑務所に入り、閉鎖病棟で己の過ちに果ても限りもなく苦しむ。
悪しき人々から身を遠ざけ、人助けの善意のあまり彼らの蛮行に却って足元を掬われる事なく、根っから卑しい人々と少しも交わるな。努めて関わるな。 人は業の生き物であり、下卑た悪行を繰り返す人々にたまさか必然の幸福がめぐりくることはなく、その末路は必ずや惨めである。