くだらない人はくだらない子を産み育て、それが人生の上位者の証だという。その者もその子もその子孫も、みな卑しい。
立派な人にもし子供がいなくとも、その人は人々の模範であり、もし下位者をてらっても、ひとりでに尊ばれる。
立派な人にもし子供がいなくとも、その人は人々の模範であり、もし下位者をてらっても、ひとりでに尊ばれる。
くだらない人は立派な人を罵って恥じない。単に年上だというだけで驕り高ぶり、種々の暴虐によって実態がありもしない権力を乱用する。
だが立派な人は罵られても、少しも立派さが変わらない。くだらない人の子孫がみな絶えたあとも、立派な人の業績は称えられ続けている。