2023年2月6日

性的少数者の自由権について

獣姦や近親婚までは定かではないがソドムとゴモラは同性愛による姦淫のはびこりを主因として神に罰され亡びた(『旧約聖書』)。
 古代ギリシアのアテナイや、古代ローマ(例『サチュリコン』)は同性愛が公然と行われ、かつ亡びた実在の都市である。
 自由権が成文法化されたのは1215年『マグナカルタ』以後だが、それを論拠にした同性婚容認で社会一般の出生率低下その他の混乱要因により、或る集団が亡ぶかまでは定かではない。少なくとも性同一性障害を除き、一般風紀として同性愛が公然と行われ、かつ、亡びた都市はアテナイやローマのよう実在する。
 但し、現代の人権と照らし合わせ、同性愛者その他の性的少数者の権利は自由権として保護されるべきだと考えられるので、出生率向上やその一定以上の維持など社会の構成員維持の方途と、性的少数者の自由は往々にして両立できるかもしれない。ただ性的少数者の性的指向が公害や他害をもたらさない範囲で。

 因みにわが県は日本で最初パートナーシップ制度を導入済み。