2020年12月19日

140文字制限を悪用した反知性主義に驕るツイッター衆愚や彼らに付き従う日本俗人との鉢合わせ

この1週間、2回連続でツイッターで明らかに知性・徳性が低い人達――2人ともはっきりと反知性主義的で、たった140文字の制限にこだわって、それを超えた思慮や議論を封殺しようとしていた――に絡まれ、極めて憔悴した。彼らが彼ら自身をも騙し騙し、悪意を目的に言動しているのも、詳細に相手側の言動を辿って分析していくとこれまたはっきり理解できた。つまり彼らは衆愚で、彼らにとって他人、しかも目立つ個性を持つ人格は、彼らの中で彼ら特有の最悪さを合理化する為の道具とみなされている。
 彼らは恐らく何かコンピューター戦争ゲームのつもりで言動しているらしく、相手側を巧妙な言い方で辱め、貶め、囲い込んで嫌がらせする事が、その言動の唯一無二の究極目的らしかった。その結果、相手がひどく傷つき自殺でもすれば万々歳といった感じで、これは決して冗談ではないのだが、彼らはまんまと逃げおおせるつもりなのだ。法律と警察さえ追ってこなければ。
 勿論彼らは極悪人だ。だが彼らを裁くだけ、わが国平均の倫理も法の水準も高まっていない。はなからそういった法律ができた所で、暗愚な彼らに正しく順行できる筈もない。
 傍観者らは、日本ではほぼ例外なくいつもの事だが、自分が有利か不利か損得勘定で動くので、先ず確実に衆愚側に進んで、または受動的に入ってしまう。現代日本の一般的凡人、日本俗人は、集団で少数派を叩き潰すのが正義だと誤認しており、これぞ民主主義と妄信している。このため日本中で凡そ例外なく常に悪意が勝利してしまい、なにか社会で利害対立が生じると、それがなかった前より悪い結果が出る。和だ、和だ、といって議論という議論を140文字制限の誹謗中傷で無数の日本俗人が囲い込み、あらゆる良識を圧殺、最悪のとき警察や内閣ぐるみで言論の自由自体を叩き潰そうとするのはこの為だ。こうして日本俗人はますます自分達の悪意に驕り、文明という名で美化した野蛮極まる謝肉祭を、おのれどもの救い難い悪徳を礼賛しつつ、こよなく愛している始末なのだ。

 無論彼らは真の文明人などではない。堕落しきったサル目ヒト科の一群だ。

 遠からず真の文明が興り彼らを世界史から駆逐するだろう。
 もし東京の有様を深く知っている者がいれば、私もそれを知っている一人だが、頽廃都市がひたすら低落し続ける傲慢な自堕落さなるものは救いようがないと悟っている筈だ。その人に良識があれば。

 私の知的営為が、真の文明の一起動力になる事を当然望んでいる。そしてその為に奉仕する以外、なにがあるだろう。