なんでも嫌がらせ(harassment、ハラスメント)扱いしている者は、他人が己と別事情で動くと知らない。尚且つ、己が性悪ゆえ、他人も己と類似の利己主義で動くに違いないと決めつけがちである。
嫌がらせ扱い乱用者は、他者への共感的認知に欠けている為に、結局、対人関係を首尾よく運ぶ事ができない。
他者へ嫌がらせの濡れぎぬを着せ、虚偽告訴や冤罪で事を済ませ、勝利した、もしくは己の身の安全を図れたと考えている者は、遠からず己の犯した罪のゆえ他者に復讐され、悪性加減を責められ、あるいは消えない罪悪感で自滅していく。