2020年8月31日

愚民は敵陣の壊乱分子

一般的または何らかの意味で愚民度の高い国は、相対的に或る資本について不合理な資源配分しかできない。結果、その国は競争的に敗れていく。
 愚民をますます愚かにしたり、或る宗教組織(例えば皇室政府)による学校教育を通じた洗脳などで、進んで量産している国は結果、総合国際競争に勝てない。我々が東京文化人界などで御用学者とか、高学歴馬鹿や悪人など、俗物的な偽物をもちあげている偽装を目撃するのは、その社会が腐敗しているからで、言うまでもないがその分、彼らのうちで資源配分が非効率化しているのだ。その様な集団が地域間総合競争で敗北していくとしても唯の自滅によっている。
 例えば韓国社会が整形手術に多大な労力を費やしているのは、それが偽装する遺伝的資質への評価面からいって完全に徒労である。或る人の見た目からわかる遺伝形質への選好は本来多様な筈だが、人工的に顔を造り替え平均顔に似せ様とする結果、却って遺伝的資質への異なる評価が見えづらく手間が増える。或る集団の平均顔に似せて得られる偽の遺伝的選好は、所詮、その集団に於ける量的なものに過ぎない。単なる商業的客寄せパンダ性を除き、有性生物的に最も望ましい配偶者を選び出す過程に於いて、量的な被選好が有利になるとしてもその集団内での一般的傾向に過ぎないのだ。これが偶像性の正体である。最も望ましい選好、或いは被選好の双方で、生物的には質的評価を取るしかない。少なくとも妊娠危機あるメス(女性)なら特にこの傾向は免れないので、整形手術によってある集団内の一般的偶像性を仮に獲得した所で、本来の遺伝的資質や望ましい配偶者からの選好が得られなければ単なる徒労となるだろう。オス(男性)の場合、その集団での一般的被選好性は乱雑な不特定多数交尾に使われる以外の使途がない筈だ。よってこの場合も、本来の遺伝的資質以外の要素で、メスにとって本来望ましくない配偶を多発させてしまう以上、社会的資源を誤った使い道にいざなっているのが美容整形文化というべきだろう。
 愚かな人々が多い程、又その愚かさ自体が激しい程、その集団、その国で行われている言行習性には合理性が低くなる。だが別集団からみればこの集団的暗愚さ、つまりここで言う愚民度は好都合なものとなる。競合他者が自殺点をあげてくれているほど、一般的生物にとって生き残りに有利な状況はないからだ。
 東京人間に学歴差別の不合理さを説く事は一切必要ない、とこれで分かるだろう。整形文化とは別の面で、社会的偏見を強化させ、獲得困難な学位・入学卒業歴への過剰教育費という別事象をある能力の一般的目安と誤認したままにさせておけば、有限の社会的資源が果てしなく浪費されていくだろうからだ。

 国という単位で、安倍晋三の如き純粋な無能を首相に長年就けて置く。成程それは敵対勢力にとっては最たる好都合であり、実際、反自民党勢、或いは反山口県勢にとっては、愚かな中央政府からの被害を最小化さえできれば、合理的政略でもあった。結局自民党信者は一様に損害を被り、我々の意図が実現した。愚民は使い道次第では、斯くして敵対勢力の壊乱分子に使える。今後とも自民党勢力とその支持者を長州閥同様に残存させて置けば、日本国政府の壊滅と敗北は疑い得ない。
 体制変革或いは革命を志す者は、特に衆愚の分析に心がけるべきだ。彼らの運動を自在に操りさえすれば、手を汚さず敵を殲滅できる。