2020年6月18日

匿名卑怯者による自滅的亡国について

日本人衆愚が無責任な匿名を好むのは、彼らがマッカーサーのいう「(天皇の)奴隷」で「精神年齢15才」の、自我が未確立な不安な大衆だからなのだろう。そしてそういう衆愚だからこそ、簡単に神道勢力に洗脳され、あるいはファシストに独裁される。彼ら自称普通の日本人に多数政治は高次元すぎた。

 彼ら自称普通の日本人、(少なくともインターネット利用上は大半が匿名卑怯者と一致する様にみえる)衆愚の日常は、凡そ全てが全体主義的な群れに入り込むことによる自我の埋没であり、その意味ではマッカーサーの批評時点から何一つ進歩がない。恐らく村落ができた弥生時代頃から同じなのではないか?
 日本で二大政党制が成立しないのは、北朝鮮や中国とほぼ同じ種族集団が内情だからなのかもしれない。いわゆる弥生人と呼ばれる人々の遺伝的根は、少なくとも朝鮮半島や中国の一部と共通である(ハプログループO1b2)。彼らには文化的共通性だけでなく、遺伝にもマスゲームの原因があるのかもしれない。
 倭人衆愚の行動は、常に群れの多数派と見えるものに妄従的でなければならず、それを全自国民が善悪に優越させなければならない、という恐るべき強迫観念でできている。彼らがなぜその様な妄想を狂信するに至るのかだが、幼児の頃から同質の教義をもつ親や保護者、教員などに洗脳されているのだろう。
 通俗ネットの民族ジョークに、倭人を従わせたければ皆が既にやっているといえばいい、とするものがあるが、これはいいえて妙だ。彼らは多数派と彼らに認知できる対象に徹底的に妄従する。赤信号でも平気で渡るし、特攻隊・人間魚雷の様な理性でみれば致死的な行動もやってのけるほど狂気に満ちている。こういう意味で、人は自称普通の日本人(当然だが、真に普通ならわざわざそんな風に誇示するべくもないので、この国で最たるならず者の群れだ)へ説得、説教、教化などをして後天的に、その集団犯罪傾向を変えられると思い込むべきではない。彼らは集団犯罪に罪悪感や恥を感じないよう生まれ育っている。

 荒らしをしている人は、Erin E.Buckelsらの"Trolls just want to have fun"(2.2.2.)によるとネットユーザー全体の5.6%、田中辰雄らの『ネット炎上の研究』によると炎上に加わる人は1.1%、積極的に炎上させる人は0.47%にすぎなかった。
 同様に、倭人全体の一部が自称普通で極悪人なのだろう。
 しかしその一部の極悪人が匿名で、しかも全体主義的な群れに妄従するいつもの倭人的悪習、乃ち和に則るせいで、自我の未確立な多数派の不安な大衆そのものが(実名でなくて自己と同質集団の一員にみえる)その悪い方に従う。こうして日本では多数決でしばしば、あるいは往々にして最悪の選択をする。そこに善意など一切介入せず極悪人の言いなりだ。
 ならず者の群れ。日帝の末路は偶然ではない。
 自分のよう(GSE, general self-efficacyテストで)フランス人程度に自信のある性格の人は、この国では超少数派にあたり、殆どの人々はセロトニン不足脳で単に安心したくて多数派に群れる。そして匿名卑怯者の極悪人に操られ、最悪の結果に至る。

 現代、殆どの日本人は虚栄心から北朝鮮や中国のマスゲームを嘲笑するが、客観的にみて、全く同じ種族、民族にしか見えないほど行動、文化、社会のつくりが似ている。極めて近似している。天皇と金書記をいれかえても、中共と自民をいれかえても、わざわざ極東について学んでいなければ誰も気づくまい。恐ろしいほどの馬鹿が、匿名で愚にもつかない誹謗をし、誰か無実の人、あまつさえ善良な人、賢明な人を群れ全体に集団リンチさせ、自殺においつめる。この様な日本ではあたりまえの醜悪極まりない蛮風は、韓国とそっくりだ。
 異様な文化にそうと気づかないのは言い訳にならない、それは極悪さだ。
 私が会話したイギリス人やらノルウェー人やらは、日本の風習が星全体に比べ風変わりと認めつつも、さも第一世界と帝国主義の観念が呼ぶ先進国の一部だと考えていた。私はそれに全然共鳴も、その虚勢も理解もできなかった。自国の暗面を知らず、他国の明面と比べてみないのは、比較文化の素養がない。

 無能な馬鹿が働くのは足を引っ張るばかりだ云々といった軍人がいるとの俗説がある。日本の組織のつくりは、大半全てがこの点では出来損ないである。象徴と称する自己崇拝の殺人邪教祖はいうまでもなく、組織の上位者になるには群れからの承認が必須だが、彼らは病的に嫉妬深く、無能ばかりもちあげる。自分より無能、または自分より邪悪な人間なら、ねたむまでもなく軽蔑できるので、安心して上位者にできる。この様なチンピラやヤクザ、マフィア的発想で、日本の組織は大抵ができあがる。自民党の総裁、あるいは大臣が驚くほど無能ばかりなのは日本的組織の弱点が完全に現れたものでしかない。組織文化のつくりそのものがその様に、末期の不良的なものなので、天皇を頂点とし、無能であればあるほど虚飾によって出世してしまう。偏差値教育と彼らが呼ぶ科挙的なクイズ能力による学歴崇拝も、近現代から延長された無能の為の出世を約束する。18歳時点でクイズに正解すると一生、無能が楽できる。
 日本経済が大変低成長なのは、なにかの偶然ではない。組織づくりが笑えるほど低能、というよりおどろおどろしいほど愚鈍で、形式化された判断しかできないほど頭が固い人々なので、そこで機敏に市場環境の変化に追随などできる訳がない。沈む泥舟に次々のりこむべく名門大学に入って子供が遊んでいる。『ノルウェイの森』はそういう東京圏の自称名門の俄か大学に入った関西人が、淫行三昧の果てに破滅する、源氏以来の関西小説に典型的な頽廃趣味だが、実際、その種の馬鹿が18歳クイズ王の無意味な勲章で無限に増長するだけなのは、歴代中華帝国が科挙の腐敗で倒れたのをそのまま、模倣しただけである。
 官僚主義は政府の足枷になっている。が民間企業でも同じ風儀が支配している組織は同轍から逃れられない。AIより遥かに低レベルだが、暗記しかできないクイズ王達が入り込んだ仲間内で、嫉妬深さのため無能を出世させる、その足の引っ張りあいの作り方はどちらも同じだからだ。日本的組織の下方硬直性。
 この国で革新を主張する者が疑いの目を向けられるだけならイギリスの様なほろびゆく老廃国と同じだが、あるいは京都の様な中世懐古趣味に等しいが、もっと状況は悪い。彼ら倭人全般は悪い現状に満足しており、決して改善を行おうとしないのだ。相互に保守性を強要しあい、進歩や変化を潰そうとする。多様性への憎悪の念、これが倭人の病的心理である。しかし彼らはそれを病だとは終ぞ気づかず、いや己の病状に気づかせようとする並の知性を左翼(パヨク)だか反日だかとラベルを貼り、都会発の虚報でみなかったことにする。あるいは全てを田舎や外人のせいにする。意味がわからないのだが、本当だ。
 なぜ彼ら倭人があらゆる多様さを弾圧したがるか。情報過多で下痢になって、もはや単純な生活最小主義しか受け入れられなくなっているかもしれない。それはもしかすれば一般知能が低ければ低いほどそうなりがちな自然現象かもしれない。しかし同時に、彼らは未来に進む意欲も完全に喪失してしまった。極端な自由派には、自由至上主義の様に高い一般知能と相性のいい考え方も出現し、より絶対的な自分勝手さを突き詰めている。その意味で、倭人一般の信じている全体主義的保守の秩序は、もはや星全体の反面教師となりつつある。遠からずそうなるであろう。飛躍的新興国に国際競争で敗れる宿命なのだ。
 同様の点で、倭人の匿名衆愚が星全体にとってならず者の群れと改めて認知される時はそう遠くない。ネットでは抽出された現象なだけで、現実でも彼らは原理的にそうなのだ。群れ全体が悪徳に満ちた最悪の判断を繰り返す。まるでイエスやソクラテス、ガリレオ、あるいは小沢一郎や小保方晴子を葬った様。