私は今から非常に変わった事を書くが
誰もそれを書いた事がないのも確かだろう
先ず自分は異性愛者であって
しかも異性愛について感受性が発達している
これを一般の人は性欲といっているが
自分の場合それは月が綺麗ですね的なものだ
こうともいえる自分は上品な面があると
しかも謙遜してかなり上品な部類かもしれない
しかし問題は異性愛者は異性愛者ということだ
ブッダは異性愛なんて捨てちまえといった
確かにそうなのかもしれない
ただこれは科学的に不可能だ
去勢しなければテストステロンは分泌する
去勢する理由もない
それで上品な人間にしかなりようがない
ブッダすら子供がいたのだから
それに比べたら僕の方がずっと上品だろう
しかしこれで問題が解決されるわけではない
異性愛者は生涯檻の中に入れられたサルで
その檻から逃れることができない
自分はいづれ脱出できると踏んでいた
だがそれは勘違いだった
神になる方法など見つからなかった
一生人として肉体に縛られている限り
異性愛の鎖を引きずるしかないだろう
他にも沢山の鎖がある
煩悩の鎖を全て断ち切ることができれば
確かに死によって報いられる
しかしそれは死でしかない
知識欲だの利他欲だのも所詮欲で
そんなのに囚われているのも馬鹿げている
つまり人は馬鹿げている