鈴木雄介ブログ
2020年2月2日
絵画史
絵画は何かを成し遂げたか
最初から最後まで色によって
この世に幻想をもたらしただけか
確かにこの世は醜すぎる
絵でさえ醜ければ
最早どこにも救いはないだろう
『草枕』で画家の願った世界は
所詮脳内の理想だとて
世界に答えなどない
人は死ぬ
無数の答えもどきの中
絵の具に溺れ死ぬ
現実も消える
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