2020年1月8日

安倍おろし後に国警を作り防衛隊と医療隊に分ける案

トランプは隠れ多極主義者で、国士気取ってるけどイラン・イラクから米軍撤退する前提条件を作ろうとしてるんだ、って感じのことを田中サカイ氏が海外の報道まとめていっていた。僕はこれ証拠不十分で嫌疑だとおもう。事実は、トランプはただの利己的な資本主義者だと思う。そう見れば矛盾してない。

 なぜトランプが世界の警察から米国第一へ、という大局を動かしてるか。単にケチだからだろう。だから多極主義かつ国士にみえる。だってアメリカ国民なんだもの、かれは。彼個人の資本に不都合なら、反米にだってなるかもしれない。多分かれの不動産業の主な地元が米国だからそれ守ってるだけだろう。
 なぜトランプがスレイマニ氏を殺したか。トランプ的には米軍産からの支持も受けられるし、もしイラン・イラクが反米化したら米軍撤退につなげられて、彼的に一挙両得だからと私はみる。
 安倍は重要米人(米の政府・知日家・日本操縦者ら)から、首相の地位へ便宜貰いたいだけで自衛隊派兵している。
 じゃあNATO、特に英仏独の首相らがどうか。彼らはトランプより反中東的になってしまって、罠にかかっている状態でしょう。自国民の反移民世論に媚売ってる面もあれば当人達の西洋主義的虚勢もある。
 中露はうまい位置についている。このままいけば中東で米軍やっつけた陰の立役者になれるんだから。
 イスラエル的には西洋あおって中東とバトルさせまくってれば、リアルすずめばちの巣、あるいは異民族前線の基本戦術どおりだし、きっとそうすると私はおもう。

 問題は安倍だ。あるいは安倍支持の一部日本人。中東と関係ないのにわれわれが戦争にまきこまれるのはこの人達のせいなんだから。
 今年の早い段階で、小沢氏を中心に共和党を強化し、立憲・国民の両党を傘下に入れ、枝野を党首の座から下らせ、自民党勢力についてはマスコミ、ネットの左派を連携させながら安倍おろしにつなげていく流れをつくったほうがいい。さもないと戦争改憲で、本格的に米イラン戦争にまきこまれてしまう。

 安倍晋三とはなんだったか。権力亡者だった。散々色んな研究本でてるからもう明らかなもんだけど彼は「劣等感の塊」で、チンケな野望で本来就くべきでなかった地位についてしまった、長州閥のヤクザもどきだった。祖父が米CIAスパイで死刑逃れしてから安倍一族は米追従の売国安保で地位を得ていた。
 しかしトランプは世界の警察費をケチるために在日米軍も撤退につなげる。そうすると安倍はお役目御免なので近々、米政府側からも首切りにあう。じゃあ安倍一族はなんだったのかといえば、命惜しさにスパイになって、戦後75年も自衛隊に米属国軍をやらせていた獅子身中の虫だったのだ。
 いよいよイラン・イラク両国で反米の大きなうねりができているので、日本が中東のイスラム戦士らから具体的標的になる危険性がでてきた。在日米軍なんてさっさと追放するべきなのだし、それはトランプの節約意識とも一致するから、誰も困らない。米兵相手に商売してた人らなんて自衛隊相手にやれと。

 安倍おろし後、新政府は改憲論するとしても、平和憲法をより強化するほうで考えるべきだ。具体的には、以前から私が主張してきた話だけれども、自衛隊を海外派兵するときは永世中立の医療部隊だけに限定するべきだ。国連常備軍の一部として出兵しても、各国法が優越するので敵兵も救護すべきだ。
 正確には、自衛隊は海外派兵の際には敵・味方を区別せず、死傷者を救護する目的の医療部隊に限ると、憲法上明記すべきだ。そしてこれを国是とし、明治以後のいわゆる侵略国家の汚名を晴らす努力を続けねばならない。
 同時に専守防衛の為の必要最小の軍備は、自衛隊を国連常備軍扱いし認めるべきだ。
 自衛隊の名を「日本軍」にもどすかだが、自分は、「国防警察」に変えて欲しい。前からこれも主張しているが、防衛庁を防衛省へ昇格させたり、安倍政権が文民統制をぶっこわして武官(制服組)を、文官(背広組)と対等にしたのは全くおかしい。だって武官は選挙で選んでない。国民主権を理解してない。
「国防警察」は専守防衛専用の組織にして、警察庁の一部にするべきだ。そうすれば文官が絶対に優越するし、それは結果として日本史で頻繁にあった武官の暴走とか、亡国を防ぐ。
 また警視庁は紛らわしい名だから「東京都警」に改称させるべきだ。
 上述の医療部隊も、国防警察内に含み暴走させない。

 国内の災害時に、自衛隊は現時点で医療活動をしている。これを国外でも可能にすればいい話だが、その際には最小限度の自主防衛も必要になる。だが安倍戦争法ではこの部分が曖昧になっていて、同盟国が攻撃されたら反撃できるとしている。つまり米属国軍としてしか振舞えないのは安倍晋三の忖度である。

 9条の平和主義をより強化するとは、救急救命の組織として新たな自衛隊の医療部隊(国警医療隊)を位置づける事を意味し、同時に、専守防衛の自衛隊(国警防衛隊)と分けて定義する事でもある。これらの組織はまとめて国警とすればよく、いわゆる都道府県警の国版をつくるのだ。
 通常の都道府県・市町村で「警察 110番」と「救急・消防 119番」は分かれている。これと同じだ。国警を作って「防衛隊」「医療隊」に分ける。海外でもJapan National Policeで通称すればいいし、国連側が実力から常備軍とみなしても問題ない。平和志向国家として軍 Armyは廃止、他国に先駆けるべきだ。