2020年1月3日

令和日本は中世レベルの後進司法国

ゴーン氏をめぐる一連の事態を観察していて、僕はある洞察を得た。

 ある関西人(僕と同年齢で子持ちの男らしい)が、「ゴーン追討の院宣を!」とさえずり、冤罪あおって冗談にならんわけだが、大勢がイイネとリツイートしていた。なるほどと。関西はこんな文化風土だから慶喜公が濡れ衣されたなと。
 よく考えると、古代の時点から関西地方はそうだった。何度、エミシだのエビスだのクマソだの、縄文・弥生人らに、関西人たちが冤罪したろうか? 飛鳥時代からはじまって中世全部がその物語といってもいいし、しかもこの自己中心的で卑賤な態度はいまも現役でつづいているのである。民度なのである。

 じゃあこの関西人たちが何者かだけれども、自分が中心だというエセ中華思想で近畿とか京都とか称しているが、山城国(いまの京都府)も大和国(奈良県)も、中国朝鮮の一部の国々からの移民区だったとわかっている。
ブリタニカ国際大百科事典「山城国」「渡来人」、日本大百科全書「渡来人」
 酒の分解能は遺伝するが、原因にあたるN型遺伝子(ALDH2*1)を五千名以上の日本人を対象に調査した原田勝二氏によると、次の様な分布になる。
https://www.athome-academy.jp/archive/biology/0000000176_all.html
(https://web.archive.org/web/20200102160932/https://www.athome-academy.jp/archive/biology/0000000176_all.html)
Y染色体ハプログループO1b2は日本人の一部と朝鮮半島のおよその人々と共通だが、結局ここでも弥生時代の移民がどの経路で来たか、同じ事実を示している。

 なぜ天皇、皇室とかいう明らかに平等に反する差別の制度が中国から輸入され(天皇は司馬遷『史記』の中国神話上の皇帝の名を、飛鳥時代にひとりの奈良人がなのりだしたもの)、関西地方で1375年も信奉される事になったか。それだけの低民度だったからだ。差別制度が彼らの脳の質には調度よかったのだ。
「疑わしきは罰せず」「疑わしきは被告人の利益に」、近代法政の基本が履行されなかった弥生から令和までの関西地方で、クカタチやったり、自称天皇に院宣とかいわせ、無実の人へ適当に濡れ衣着せ、あまたの魔女裁判が行われただけでなく、冤罪被害者は「朝敵」と汚名を着せられ今に至る。最悪民度だ。

 外に敵がいると思い込んでいた。そうではない。現に関西地方の一人の人間が、中世レベルの冤罪をあおり、大勢がそれにイイネとリツイート連打していた。関西地方には少なくとも現に、人類の敵が一人以上いる。いや匿名でツイッターで冤罪しまくる日本人一般こそ、全人類共通の真の敵だといってもいい。

 この認識は絶対に有益である。天皇はいつものよう全国民を洗脳しきっているから、あたかも日本国共同体は彼の利益に奉仕する信者集団で、全員が夢遊病状態にされてしまう。ドラクエ3でジパンク行ったらまだヒミコみたいなのが祈祷で治めていた気がするが、現役で、天皇がそうしている。恐るべき中世。
 天皇と称する気が狂った殺人教祖の家があと何年国政を裏独裁するか。しかし断言できるが、その邪悪な差別による非人道的で人権侵害の体制が続くほど、わが国では似た様な濡れ衣が誰かに着せられ、無実の善良な人々が天皇一派の悪意ある集団的暴力で死刑になり、永遠に汚名を与えられてしまう。

 自分にできるのは一刻でも早く、天皇や皇族らに洗脳されている自国民が良心に目覚めるのをあらゆる手だてで応援する事、そしてゴーン氏のよう中世愚民みたいなやつらから冤罪にかけられている人を救済するため外国と連携する事だろう。勿論この前提に、陰険日本人対策として冤罪を避ける英知が要る。