人は卑しい人達と関わる限り決して幸福になれない。
卑しい人は悪徳の塊だから、彼らと接すると確実に不幸をもってくる。
卑しい人と決して関わるな。その種の人々が集まっていることが明らかな場所に近づいてもいけない。
その種の人々が、説教その他で徳を再獲得できると思い込むな。愚か者が突然賢くなったりしえない様に、卑しい人が突然尊くなったりしない。
人の徳は生まれつきのものと、後天的なものがあるが、或る時点で卑しい人達がその後の人生でより尊く成り代わった例は一つも見たことがない。寧ろ、卑しい人達はますます卑しく、尊い人達はますます尊くなる傾向をもっている。徳行は業の習慣だからだ。
卑しい人達を天敵の様に避けよ。卑しい人達のくらす場所を仇敵の住みかの様に避けるがいい。