2019年10月5日

統計は事実の全体ではない

統計は標本の一部をある観点からきりとった抽出ではあるが、事実の全体ではない。したがって統計的抽出の結果を真実と誤認している人々は、現実を正しく認識できない。
 統計的有意差の限界は、或る標本に関する一定角度からの分析でしかない。その信憑性を疑うことなしに統計を事実と考えてはいけない。