2019年10月14日

ツイッターで或る荒らしに絡まれ学んだ事共

2019年10月9日のブログ記事「天皇ヘイトアートが国内行政展で許されるべきか?」に返信集は残してあるが、或るツイッタラーに侮辱まじり(というよりほぼ実質は侮辱)の返信を沢山されて、大変酷く傷つき、この5日間冷静さを完全に失っていた。

 しかし先程、数時間前、その人(いちおう女ぽい顔写真で名前もそれっぽい人物)のツイートが流れてきたので、できるだけ激しい嫌悪感と吐き気を抑えながら、相手のツイートを一から十まで全て読んでみた。二度と同じ、酷い目にあわない為に、相手の内情を調べ、データをとる為にである。

 その結果分かったのは、この侮辱三昧してきたツイッタラーは、どうも正真正銘の荒らしだった。他のツイッタラーらにもほぼ同質の、高踏的な態度での侮辱三昧をしまくっており、しかも相手は外人もどき言動をとるからはじめ勘違いしたのだが、ただの外国かぶれで、中身は純和人というか日本人ぽかった。
 そしてなぜ自分に、あれほど意味のない侮辱を繰り返し返信してきたかを、相手の他の言動からよく研究した。結果分かったのは、その人はある大学の卒業生らしく、自分の知性が高いというある信念をもち、しかも方々での荒らし同然の侮辱ツイート三昧からも少し推測できるが性格は大分破綻している。
 その結果、当然ともいえるが教授との人間関係が重要になる修士以上の過程でどうも排斥されたらしい。当人の中でそれはセクハラ、アカハラと解釈されていて、実際そういう側面もあったかもしれないが、事実としてアカデミックな経歴上の挫折により、知性にある優劣感、複合観念を抱いている。
 自分は、その人からはじめ返信うけた時、自称の肩書をツイッター上に書いていた。そこには画家、芸術家以外に「哲学者」というものもあった。自分は相当長い間、一人で諸学を学び現に勉強や思索が趣味で、他に紹介が難しいので仮にそうしていたのだが、恐らく、これがその人を刺激したのかもしれない。実はその人は、茂木健一郎氏のツイート上の返信欄で、たまに見て、その時はそれなりの内容かなと思って、少しは知性がある様な気がしていたのだが、現に直接対話してみたら、特に僕の専門ともいえる美術に関するスノッブ的な知ったかぶり度は甚だしくて、到底知性的とは言い難く物凄く衝撃を受けた。

 直前に別の人にもその種のスノッブ根性を読み取って、自分は現代アート通気取りにうんざりしきっていた最中に、いわゆる愛知県のヘイトアートの件で自称アート通達が神道信者の信仰を彼らの公税で行政と蹂躙しまくる野蛮ぶりに驚き呆れていたので、余計この返信者のスノッブ加減に醜悪さを感じた。
 しかも、その女は(前述のよう当人の優劣感を八つ当たり式に投影してきて)自分の一般教養の方まで、訳なく侮辱三昧してきた。自分が酷く憔悴しきったのはこちらで、自分は誠実に返信はしたのだが、何しろどんな気持ちで自分が18歳頃から17年間も昼夜をおかず必死で勉学し続けたか相手は知らないのだ。

 とにかくそれで自分は死ぬほど傷つき、酷く懊悩し、一体自分はこんな俗物に侮辱三昧される為にこれほど長く辛く苦しい道のりを唯一人で歩み続けてきたのかと、絶望の果てに至った。最後に救いが見えるどころか、自称賢者の人でなし荒らしに人格毀損されまくる結果だったのかと。その嘆きは次の詩だ。
2019年10月12日
人類最大の勉強家へ勉強不足という侮辱について

産まれてから今まで
勉強していた記憶しかない
嘘だと思うだろうが
正真正銘それ以外やっていない
だが見ず知らずの自称賢い女が
通りすがりに罵っていった
恰もお前が勉強不足かのよう
一体これ以上どうすればよかったというのか
確かに一秒も休まず勉学し続けた自分に
これ以上どう学べというのか
自分はこの時から、自分の心についた傷をなんとか自分で癒そうと試み、専ら自分の中に残っている記憶の中から、自分を徹底的に侮辱したその女の情報を抽出し、或る像に仕立て、その仮想敵を客体化し、その偶像と格闘し、再検証した。一体相手が衒学的な回りくどい詭弁で自分をどう攻撃していったのか? しかもタイミングが悪いことに、台風までやってきて大きな不安を自分にもたらした。それでも心身の具合が悪いながらもこの検証作業をなんとか継続し、台風が過ぎた頃にやっと相手が自分につけた傷を殆ど拾い出し、大体に手当をあてられた。それでも6日もかかったのだから、余程悪質な荒らしだった。
 そして先程改めて相手を直接分析しわかったのだが、この自己手当と自分へ向けられた侮辱分析の過程では、自分は重要な見落としをした。それはこの女は「外国かぶれ」ではあるが、外人女らしきのと思っていたが外人ではなかった。自分は思わず、誤って外国人排斥思想に近いものに誘導されかけていた。

 この荒らしは、当人が日本の某大私学界に不適合となった結果、反動形成として強烈な外国かぶれになっている風で、いわゆる出羽の守の論法を詭弁として駆使する様になっていた。勿論そこには或る種の精神病質もある。特定の憲法解釈論への固執による他思想罵倒は凄まじく、寛容さに欠けるばかりか反省的知性も恐ろしく低い。考えてみれば自称賢者や自称アート通の時点で、ダニクル効果的に知性一般に劣等性がみられるが、その荒らしは更に反省力も致命的にないので、ネット上で私も含む無数の人達を侮辱三昧して憂さ晴らしなり、劣等感を補完しているのだろう嗜虐快楽の手段にしていた。且つ俗物根性で海外の有名人に媚びる。

 私は凡そ1週間かけそのくらいまで自分の側の反省と相手の分析を進め、色々な教訓を得た。
 第一にツイッターは、初期設定では荒らしを全く防げない。荒らしを無視(認知的ミュート)すると茂木氏はいうが、自分みたいに誠実性が一定より高すぎたり、敏感だと個人へ人格的に対応してしまい、傷つく。他の人々も色んな使い方を試しているだろうが、ミュートやブロックを使うと有用な反証情報まで排除してしまうという欠点がある。誠実性が高く他人の悪意に敏感な人にとって、この面はまだ決定版の対応法はないというしかない。少なくとも無防備でいる限り、子供の様に無垢な心は荒らしに蹂躙される。そして茂木氏は気づいていないが、この傷つきやすさ、繊細さは個性で、子供だからではなく生来の共感的神経と恐らく関係していて、大人になっても相手の悪意とか、知らずに相手を傷つけてしまっていたことなど、傷つきやすい人はいつまでも酷く傷つくのである。だから対処なしには死にかける。
 自分が1年やって見つけた対処で、繊細な人にとって最も役立つのは、フォローしてない人からの返信が通知されない様にするチェックと、誰からでもDMが届くチェック外しの2つである。色々実験したがこの2つが、最も堅固な防御壁になる。返信は現実の信頼できる知り合い以外からは一切読まない方途。
 ツイッターに出会いを求めている人達は、このサイトは余りそれに向いていないと私は思う。なぜなら下らないバズを除けばツイッターは集団虐待や集団浅慮で同調ばかりする人々からほぼ誹謗で返信欄が埋まる様できている。即ち、民度と質が低すぎるのである。これに関連して私はもう1つ学んだ事がある。
 私は数年前から、「わざと欠点をつくる」という、自己の人間化という試みを実は密かにしていた。なぜなら私は神格を目指して努力してきたのだが、それは他の人間と余りに違う目標らしく、完全に世俗離れしきって、親友の結婚と子育てを期に、人間的魅力からはかけ離れはじめた様に思っていたからだ。それで諸々の欠点のうち、最もマシなものを探し、それは「性的な欠点」の様に推察されたので、或る時期から、SNS上でその種の擬態を意図的に始めた。要するに異性に弱いかの様な振りをアバターに演じさせ始めたのだ。そしてこの策は確かに一定の効果をもって、意図通り、もののあわれ的結果になった。だが、少なくともこれは実験段階だった。現実の自分はアバター自体ではない。
 そこで当の荒らし女の行状をよく観察していた時に気づいたのだが、その女はセクハラ云々といい当人特有の嗜虐的サイコパシーを男性教授に向けている様にみえた。性的弱点はサイコ女にとって簡単に攻撃できる箇所なのだ。そこで自分は悟った。「人間の擬態をする為に意図的に欠点をつくる」という考え方は根本的に間違っている。なぜなら、その種のサイコパス等のつつもたせによる悪意を全く防止できない以上、いずれ致命傷を負うのは目に見えている。これが第二の学びだ。自分は今日を以て人間的欠陥の偽装をめる。もともと、アバターに演じさせたキャラクターによる、或る種の演劇的・詩劇的な実験段階だったので、現実の自分がその種の人格に憑依しない間に、世の真相に悟れてよかった。人間的欠陥が魅力という考え方もおかしい。逆に人はできるだけ神性に一致するよう生きるがよく、人間味は落ち度なのだ。
 我々は神性にどれだけ漸近しても、自動的に元々出自している肉体の帯びる側面から完全に逃れきれない。だから人間的欠点は勝手に残ってしまった部分だけで十分すぎるほどあるのであって、例えば食事しなければならないとか寝なければならない程度でさえ、既に欠陥がありすぎるほどで増す意味はない。

 当の荒らしについて最後に分析して終わるが、この女ははっきりいうと生まれつき暗愚な部類で、精神についても相当の神経症に陥っているのであろう。且つ、知性化の向きが俗物根性や出羽の守化に現れてしまっており、ますます日本社会で適応障害状態になるのは目に見えている。
 荒らしの被害者らは、自分も含めてだが、その女が出羽の守式に日本性を散々に道理の通らない詭弁で罵ったり、あるいは当人の病的な知的優劣感から知恵者ぶった的外れな人格攻撃や侮辱三昧をされたり、特に素晴らしい見識でもないのに無闇に称賛なり同意されたりして、大いに混乱させられている。自分は1週間でなんとか相手を相対化なり、分析できたからいいものの、大抵の人達はそしりに傷ついたり、学術的に立派な見識ともいい難い中途半端な聞きかじりで暴言されたりして、おちこんでいると思う。だが自分のこの文を偶然読めばさもありなん、荒らしの典型例だったと気を取り直せるであろう。
 そしてツイッター界は、明らかにその種の精神病質的、又は何らかの背景で荒らしと化している人々も大量にうろついていると認識し、できる限り慎慮の上、まともに深入りしないことをお勧めする。私は1年様々な実験や経験をしたが、根本で、ツイッターは2chと民度に於いてなんの違いもないと結論する。