鈴木雄介ブログ
2019年6月19日
知的設計者
僕は誰もいない世界の中で
たった一人で全てを見ていた
やがて光さえとけ
辺りは宇宙より真っ暗になった
それから時の奥底で
なにも見つからず呆れ果て
だれの落としたかもわからない
小さな夢を追いかけていた
つぎつぎ変わりゆく星屑は
一つ残らず虚構になり
消えてしまうだけの都市を
さも僕が設計したみたいだった
やがて魔法までとけ
辺りは雪化粧で覆われてしまった
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