2018年12月31日

右翼、権力、資本主義の否定について

望むと望まざるとに関わらず旧徳川方に組み込まれた人々を裏切り、虐げ、差別し、侵略して恥じない薩長土肥ら西国人一般は単なる野蛮人だが、その様に他者の立場にたって物事を思う能力がなく、それどころか利己性をマキャベリズムや社会進化論の文脈で自己正当化しかしない人々は、根本的に人類に害意をもっている、人類全体にとって有害な人々なのだ。これは被侵略地域に対して悪意をもっている全ての人々、特に皇室の様な邪教祖兼世襲独裁者とか、自称右翼の安倍晋三、ナショナリズムを主張するドナルド・トランプらなど、権力志向の人々殆ど全てにあたる。右翼とは利己性を美化して言った性質に過ぎず、その本性は他人を自分以下の存在として考えている、実に卑しい心根のいいかえである。
 東京都とか、京都市、或いは山口県とか鹿児島県、高知県、佐賀県といった、国内侵略を正当化している地域史をもつ人々は、自文化中心的歴史観の刷り込みと偏見によって多かれ少なかれこの種の蛮根を免れているとはいいがたい。その事は国外に対しても同様であり、第二次大戦の戦勝国やら自称先進国やらの中華思想が旧植民地へどの様に発揮されているかを我々は日々観察できよう。
 即ち今日の人類はその種の蛮族と同国内でさえ同居せざるを得ない、非常に不愉快な目にあっているのだが、逆に右翼はその下賎な利己主義の故に己こそ同国の代表者であるかの如く偽装する手立てには事欠かない。だから我々は世界各国のいずれの場所にあってさえ、この右翼的傾向をもつ人々は反人道的な存在、思想と行動のあらゆる面において人間に対して有害なのだと認識する必要がある。いうまでもないことだが、その種の右翼の代表者たる皇族、王侯貴族らは、今日の資本家や労働者と同様に非人間的で、根っから人類全般を己以下の境遇に起きたがる、邪悪なる存在でしかない。資本や労働力は、予てからの世襲権力同様に、自ら国の支配力を寡占する為に機能しているからだ。資本家が非人間的だとマルクスが指摘していたとして、平成の時点で労働者全体も同じ役割を果たしている。この人達は資本主義のしくみを加速させるばかりで少しもそれを抜本的に否定したり、改善したがらないからだ。堕落した宗教家や僧侶、坊主らも、金儲けを志す事で同様の境涯に居る。だが上記のことがわかった以上、善意をもつ、生き残るべき人類が一人以上この地上にのこされているのなら、その人は一切の右翼的思想傾向や、権力志向、そして資本主義といった利己の為の手段を全否定する必要がある。