鈴木雄介ブログ
2018年7月10日
親母語と非親母語
生まれつきの母語でない言語(非母語)をそうと見分ける要素が多い言語と、そうでない言語、つまり後天的に学習しても母語特有の微差に気づかれづらい言語がある。この2つをそれぞれ、親母語と、非親母語、と定義できる。
親母語と非親母語が分かれる訳は、前者が比較的孤立して形成され、その過程で外来者をネイティブ(生まれつき母語を使う者)と見分ける必要性なり有徳性が高かった一方、後者が多数の外来者によって使われる傾向にあり、外来者をネイティブと見分けない方が有利だった言語だからなのだろう。
次の投稿
前の投稿
ホーム