2018年7月3日

自画自賛するネット右翼の分析

自信喪失している人が自画自賛によって虚栄心を満たそうとする。傲慢や自己愛を補強する為の差別心もこの自信のなさから来た虚栄心の一部を成している。ゆとり世代の大部分を形作っているネット右翼ら(以下、ゆとり若害と略す)が愛国主義者や保守主義者といった同国多数派と彼らが目す衆愚に偽装し虚栄心を補強しようとするのは、怠惰で不勉強な彼らに自己効力感が欠けているからであり、殊更成金根性や拝金主義に走りたがるのはアメリカ資本主義に従属すれば人類の多数派に偽装できると感じているからでしかない。
 いずれの場合も、ゆとり若害は衆愚性を根拠として、虚栄心を満たす手段に恥知らずな自画自賛をくりかえす。だから孤立や実力のなさに直面した時、無意義に群れる事でごまかそうとした彼らの脆い自己愛は自壊していく。この世で実利と相反する虚栄のため半永久的に群れ続ける事はできないし、その種の情けない下衆、不良仲間は自滅を早めるばかりだから、ゆとり若害の末路は四面楚歌の中で虚勢を張り続ける事もできなくなり、多くは人格を破綻させて破滅するのだろう。
 彼らの喜劇は、謙虚な自己反省から始まる本来の自己確立、つまり実存的成長がないので、他人本位で単なる空威張りの差別主義者として行い続けた悪業三昧の記録の故に、一切同情の余地がない所である。