仏教は虚無主義に根拠を与える。
人間界は道徳に応じた業を因果する。卑しい人々が自滅するのは彼らの業が下賤だからである。卑しい人々に虚栄の誉れを与えている東京都民は、卑しい人々より更に卑しい結果に至る。これらは卑人に道徳の理解がないからだ。卑人は善悪を見分けえない。他者の立場にたって考える共感知能や、利己・利他の報酬性を長い期間記憶しておく学習知能が欠落している。だから下卑た人ほど愚かな動物の如く利己的かつ害他的、恥知らずかつ恩知らずである。
卑しい人の夢は卑しい。他人を羨望させ嫉妬させ不幸にする事が己の卑しい成金的幸福と認識され、目的化されている守銭奴は、夢を叶えてしまえば世界を悪化させる。だから尊卑の原因となる徳の啓発が全ての教えの出発点になければならない。