無学な人々のくらしは醜い。
世界に子供を生み出すという事は単なる無知からくる犯罪だ。この罪を犯す連中は何ら尊敬に足らないばかりか、通常より劣悪である。つまり親とか直系先祖というものは、どの人類についても有害なのである。
人類を奴隷化しようとした天皇家や各地の王族はその純粋な悪意の故に歴史に消えない刻印を残した。それは邪悪という他ない彼らの傲慢の証として、資本主義の中に受け継がれてもいる。結局、彼ら邪教祖や王族は非公選的であるか否かに関わらず単なる犯罪集団なのだが、この種の悪意にまさるとも劣らず労働階級は無知な上に向学心もなく愚劣なので容易に洗脳されたままだろう。共和政が王政より優れた政治体制だと考えるのは単純化しすぎた構図だ。問題はその房か個人の比較した公徳の質である。
労働階級は快適な無知を、不愉快な真実より好む限り、資本主義者に利用される。だがこの自己家畜化、自己奴隷化の現象は今に始まったものではない。彼らが愚眛でなければ誰が使用人を持てただろう。
次世代がより賢くなる訳ではない。単に状況が異なる為に、違った言質をとる場合が見られるだけだ。前述の様、繁殖はより無知な方が行い易く、次世代が多勢として優秀になる事はない。
少子化は望ましい。人類は絶滅がふさわしい。利他的房は常に比較して存在するが、それも責めてもの慰めにしかならないだろう。人類の社会性という状況が改善した試しはない。不幸な国は永久にそうだろう。有害な人の子孫も有害だろうし、性悪も遺伝する。
資本主義は巧妙な悪意であり、そこに購買側であれ参加したからには、地獄に堕ちたのと変わりない。なぜなら搾取は無限連鎖の如く、無間地獄に等しく最弱者への迫害をもたらすのであり、政府や宗教でさえこの種の悪業の仕組みに対してなんの対抗策もないのだ。資本主義は勿論、ただの地獄の再来だ。だがこの地獄にくらしているのはなにも自称先進国民だけでなく、ほぼ全生物が生存競争の最悪の状態にある。資本主義は愚劣で悪徳まみれの労働者に対する人罰に他ならない。だから労働者達の現実を知っている程この悪意のとりことなるのだ。共産主義は良民しかいない世界でしか実現されない。民社社会、社会主義、福祉国家は資本主義への防波堤として機能しているが、遠からず、悪意の衆愚、つまり労働者一般に侵害されるだろう。