2016年11月9日

功徳と因業の大きさ

功徳の大きさについて。
善人が善人に善行する。最善。
善人が悪人に善行する。大善。
悪人が善人に善行する。中善。
悪人が悪人に善行する。小善。
善の大きさは、最善>大善>中善>小善。
 因業の大きさについて。
悪人が悪人に悪行する。最悪。
悪人が善人に悪行する。大悪。
善人が悪人に悪行する。中悪。
善人が善人に悪行する。小悪。
悪の大きさは、最悪>大悪>中悪>小悪。
 ここでいう善は利他性一般であり、悪は利己性一般。
 仕事は、功徳の大きさに比例しておこなうほどよい。つまり最善、大善、中善、小善の順で、行うほどよい。裏返せば、因業の大きな行動ほど、仕事としてふさわしくない。つまり最悪、大悪、中悪、小悪の順で行うほど悪い。
 仕事で、利他的な人(善人)が得を、利己的な人(悪人)が損をしあうほど、その社会は優れた状態に達する。仕事と功徳は一致されねばならず、善人が相利な時に最善。つまり聖なる仕事がありうる。