鈴木雄介ブログ
2016年2月5日
羽
心貧しい人々に囲まれ
我々のいまはけがされているが
だれも我々を超えてはいけない
愚か者にみえない橋のむこうに
我々はいるのだから
いくえにも広まる青空
宇宙に比べ小さな星のなかで
旅立つあてもなくふらふらと
迷ってはおちていく空中の羽
眠りは健やかにわれらをみたし
底知れない大地に芽吹く木々となる
自由自在に飛翔し
零点を越えていくあの鳥達の様
われらの心は無限に広まっている
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