鈴木雄介ブログ
2016年1月29日
白昼夢
無限にとってはあまりに短い間
世界は止まっていた
手つかずの自然の中で
読んでいた本が開く
誰もしりはしない
あなたは罪の中にねむる
無知の内にねむる
扉は閉じたまま
静かにゆめをみる
無限に続くにはあまりに短い間
時は虚空を切る
なりたがっていたあらゆる人になり
手の届くはずがないすべての夢をかなえ
あなたは悲しみに声をあげる
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