2014年11月18日

社会学

環境と個性(或いは遺伝子)の相互作用を文化という。ある個性を決定する要因はこの文化である。この場合の環境は、社会環境と自然環境の両面を含む。
 世代間の責任が残るという遺伝子決定論の業的側面は、生後の環境適応による可塑性があるにせよ、遺伝形質の遺伝という面では生物学的に真である。しかし、罪や業績或いは原因性といった遺伝性に起因するとは限らない歴史的結果について、全面的に世代間の業を遺伝子のみに適用する事は科学的とは限らない。従って、遺伝と環境とのある相互作用の類型としての文化形質にその原因を求めるのが賢明な態度となるだろう。