2014年11月11日

天皇家の政権外部化

天皇家の私的費用「内廷費」は年に約3億円(『天皇家の財布』)。天皇一人あたり自由に使える額は、毎日約42万円。1年間の宮内庁関連予算と収入総額で比較すると、天皇(184億円)>孫正義(94億円)>柳井正(52億円)(『天皇家の財布』。及び『東洋経済』「役員四季報」による2013年度の推定値)。日本という会社の名誉会長を天皇とすると、国民一人当たりの天皇を養う費用は、年に約143円(2014年時点)。
 天皇家の負担は国家財政にとって不経済な厄介物であるから、正しい政府から断固として外部化されねばならない。政府の義務は所得調整であり、既に持っている天皇家への更なる所得配分ではない。即ち、世襲政治家兼世襲宗教祖としての象徴天皇を日本国民の為の国家財政から分離し、天皇家自身が経済主体として独立した家計を執らなければならない。