鈴木雄介ブログ
2014年7月13日
あじさい
宙に浮いた
希少な真実
求めていた夜に
月は棚引いていった
私達の理想としていた
あらゆる欲望の塊も
ただ静かに待ち惚け
星は瞬き霞んだ
万一われらの行く末に
立ち塞がる時代があるとして
いつくりあがるでもない計算みたく
眠りの上にも世界があるのなら
いつできあがるでもない夢想のよう
あなたはあじさいを咲かせていくのだ
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