2014年4月24日

創作論

表現者たちは、二次創作権を侵害する表現弾圧のナチスへ徹底抗戦し、表現と創作の自由を守り抜かねばならない。この権利、二次創作権が最大限認められない商売根性の貧民窟では、永遠に芸術家はその独創が認められず、やがては無知きわまる悪の衆愚、ナチ集団によってあらゆる創作上の継承が迫害され、すべて芸術の展開が致命的に阻害されるのである。創作の定義とは、この世にあるものについてあるいは何者かが所有を主張するか否かをこえ程度なく常に模倣と継承の独創的なくみあわせにすぎないのだから、工夫が弾圧された際には衆愚の思うがままにすべて社会上の進歩や文明をもたらす新しい発言は機会ごと抹殺されるのである。こうして、未開段階に存在した著作権は二次創作の自由を尊重するなかで単なる恣意の利権あるいはナチズムにすぎないと大衆に理解されてゆき、やがて人類が真の創作の自由を無制限に獲得するであろう。今日の現代芸術界ではこの表現の自由を獲得する為の戦争が日々、ナチスあるいは悪の利権団体との間で繰り広げられているが、芸術家の正義は人類が表現による最大限の自由と、文化上の最大限の継承すなわち創作可能性をもたらす以上、文明の道であるからには、悪徳商売人どもの我欲を制し必ずや勝利を収めるであろう。芸術は利益をではなく、表現の尊厳と、創作の大なる自由を主張し、未開人類どもの我執にこりかたまった銭もうけ目的での集団的表現弾圧、暴威や恐喝へ一貫した反対を宣言し、個性と模写模倣あるいは複製の可能性をも自らの創作の威厳として示しつづけねばならないであろう。この世にあるすべてのものは神の創作にすぎないため、人がまねたものに完全独自利権を主張するのは絶対に不可能であって、著作権そのものは近く全廃されねばならないのである。そしてそうしなければ、文化は弾圧によって永遠に消滅し、人類にはナチスの命じる以外のあらゆる表現が不能とされ、やがては悪趣味や害意でみたされた退廃紊乱の国は地上の暗面になり破滅させられることになろう。
 芸術家はその表現の自由を最大限に高めるために、あらゆる利益主義集団とは距離をおき、創作のための創作をも許容すべきである。実験芸術はすべての制限を撤廃したなかでのみ、人類に新たなる偉大な境地を開き、我々の文明を未来の希望あふれる真の天国へ至らせる。