福島原発跡地は、国有化した上で常磐リニアを通し、国際宇宙駅とする。周囲には人家がなく爆音のする離発着に好都合な上、常磐リニアを通せば首都圏のいずれの場所からも15分以内に到達できる経済合理性がある。なお、リニア軌道は世界初の試みとして空中か地下にチューブ状で作り、場合によっては真空化して既存の空気抵抗を最小化すべきだ。
また周囲の高度汚染区域は国有自然保全区域とし、世界的な生物多様性の天然保護区に供し、一切の自然を破壊もしくは人為化しないよう管理、その上で放射線の影響を調べる科学者並びに観光者達を同福島国有大自然公園に遊ばせるべきである。
これらの構想は、この地区は人家が退けられ町が消えたという負の条件を塞翁が馬とし、放射能の影響がなくなったあとでも考古学や自然学的また観光的な付加価値を高めようというのである。