2014年3月22日

小さな悲劇

人類が置かれている場所では、人は永遠に遠く、遠すぎる故に現実へ適合しない。人はなぜ、この小さな隙間におちついて、永遠性を遠くにしか望まないのか。
 雪。物事がそこにおちついている、そしてそこからは外へ出ることもない。なぜ私がこれほど、つらい目にあわねばならないのか、誰でも説明できるものだろうか。誰にもそれはできないだろう。