2013年5月19日

作り直し

世界が作られたり壊される
間に何をみわたしていた
どこになにが横たわっていた
だれひとり続かない夜中に
このよはひたすら壊される
しまいに罪をさがしあぐねた
だからずっと思案していた
明るい太陽が水平線から昇る
肌に真実を突き刺していく
大地がたちまちに壊される
途中に何を追いすがっていた
社会はひたみち作られる
現実さえ忘れ得ぬまに
波打ち際の月を流し去るまに