人:日本人、America人、Britain人、France人、German人、Italy人、中国人、Russia人、朝鮮人、India人、Philippines人、Vietnam人、Myanmar人、Indonesia人、Singapore人
時:現代
所:京都
祇園killerと名乗る神戸のやくざと疑われる集団が堕落した生態をもつ京都土人らを男女や年齢問わず次々辻斬りし、京都御所へ晒し首にする流行の報道。
京都で関西televiに映るnewsによれば祇園killerは東京にも現れ、猥褻な映像を撮っている東京土人を男女問わず現場で斬首し都庁前に晒し首を行う。
実はその義賊集団は国会議員の有志で構成されており、警視庁と名乗りつけあがっている無能な都警と連戦し、最終的には黒幕が首相。
この首相はもともと天狗党の残党の末裔であり、忠臣蔵や桜田門外の変へ参加した義賊の先祖をもっており、楠木正成の正嫡にあたる。
京都御所の前に葵祭りが来るのにあわせて晒し首があるのから推察されたが、その天皇自身が首相直属の暗殺組織を最も熟知しており、皇族からの闇献金で営まれる忍者で構成されていた。
ある日、salary manの格好をした忍者がいつも通り任務にあたろうとしたところ、茨城県からきたChrist教宣教師となのる英語を話すhalfの人物から制止にあう。
この人物は札幌の繁華街での布教を英語で行おうとして挫折した経験をもつ苦労人だが、Americaではきわめて有名な宣教師で位階が高く、母方は新渡戸稲造のひ孫筋であり武士道の理念を悟っていて、天皇制への狂信を会心させるのとひきかえに暗殺業から足を洗えと忠告する。
忍者は任務が完了すれば天皇の命令によって暗殺されるので、どちらにせよ同じだという。
天皇制が独裁による資産の寡占でそもそも粛清につながるSodom化の原因だと宣教師から忍者は説得される。
忍者はこのChrist教宣教師の忠告を無視し祇園付近で放蕩に耽る老若男女24人の命を3日で奪い、警備が強化された御所を避けその首を深夜の京都駅前に晒すが、偶然事故で迂回して止まった深夜bus内の年少者に目撃者があり、しかも犠牲者には大阪府知事のお笑いtalentが含まれていた。
これがきっかけとなって、遂に忍者社会の一部始終が徹底追及される。
その出資者には連合国民や中国、朝鮮からの無数の寄進が含まれていた。
天皇は朝鮮へ亡命し、首相は国会中継で全てを明らかにして裁判にかけられる。
忍者はその姿を眩まして、裁判後に宣教師からの口利きでBritainへ亡命した首相へ伝言する。
忍者:あなたのおこなったことはまったくただしかった。だが、ただしすぎるためにひきおこした問題があった。それは、あの国の人間に反省の余地をあたえなかったことだ。
首相:おれは皇統も国家もどうでもよかった。正義だけが重大なんだ。いまでもそうだ。わからんやつはいまだにあそこで。だけど、これ以上神はどうしろっていうんだ?
天皇は荒廃した土地の農民として雲隠れしたが、ふとした日照りにあって卒倒で死ぬ。
追悼にきたのはくしくも偶然とおりかかって死者がだれかもしらずに黙祷した朝鮮人の若い踊り子だけだった。