2012年5月8日

随筆

修学旅行。京都へ行くのは酷い冗談だ。
 生まれ。不義の子は戦で殺される可能性が高い。その過剰も同じ。人類史の通り。
 文章の業。私小説よりは小説の方がよくそれらよりは詩がよい。小説は嘘をついているのを隠していないからであり、詩は嘘をつけないから。私小説は嘘を隠しているので最もわるい。随筆はそれらよりよい。どれも含めるが嘘ではないから。物語は最もわるい、ただの大嘘なばかりか子供だましで人をあざむくから。短い随筆は最良。人々の時間を節約させる。それより書道は少し劣る。説明なしに理解できないから。文才の程もこれらに準じている。乃ち短い随筆家が最高の地位に就く事になっているし過去から未来まで永劫にそうだろう。聖書から物語がこぼれ落ちてもその箴言は諺としていつまでも遺るのと同じ。