2012年1月8日

ある同時代の小説家らについての覚書

以下の話は信じてもらえないかもしれない。というのも、そう人々から信じられないだろう、という事を悪用した人達の業だから。
 村上春樹という2012年時点で62歳だった小説家は、又はそうとおぼわしき人物はどうやら匿名掲示板(2ch文学板という匿名BBS)で私の実名を悪用しそれになりすました。今でも検索すれば当の私に成りすまされた記述が2chやそのまとめサイトにでてくるかもしれない。数年以上10年以内の間、丁度私が20代になるかならないか頃から、私の20代が終わる頃まで、通常最も多感で青春と呼べる時代だろうが、上述の村上容疑者は凄まじく悪質な名誉毀損を、私を含め多数の人格へ数えきれない頻度で、みるにたえないほど酷い悪質さを以てどの注意も容れずくりかえしたのだった。且つ、この人物はどうやら当時として(丁度、2010年前後だろうか)覚醒剤中毒状態にあるらしかった。
 私はどう対処していいかわからず、2chやネットであった全てを、親や警察に相談した。親はそのなりすましの記述等の全容をみて、相手は愚か者であるから無視するよう私に忠告した。又、全てを通報した茨城県警は私に該当記述のプリントアウトをもって警察署にくるよう言った。そのときそれほどひどい目にあったことが人生で1度もなかった私は毎日それを気に病み、酷く心を痛め、ふさぎこみ、神に救ってくださるよう祈っていた。私は聖書に救いに関する記述を見つけた。「神が復讐する。自ら復讐するな」。村上容疑者の住んでいる神奈川県警には、村上当人がウェブにあげた村上の薬物中毒でひどくただれた顔写真や、村上による私の実名への成りすましでの覚醒剤中毒を示唆する書き込みのすべてを、情報提供として通報した。
 この間、村上は行政権益を単なる私利へ濫用していた石原慎太郎(旧)都知事とおぼわしき人物や、村上と同様の悪業を、同掲示板内の複数のスレッドで主に匿名にて繰り返していた様だった綿矢りさという小説家当人とおぼわしき人物らと、間接的に組む事もあった。とかく村上または、そうと思われる人物は際立った二面性、途轍もない裏表があり、本性がごく堕落している様だった。京都人には裏表があるとか、性悪だとよく風説されるが、そこを出生或いは出身にしている村上や綿矢についてもそれがあてはまるようだった。それ以来、私は坊主が憎ければ袈裟までというよう京都を酷く嫌悪せざるをえなくなり、又関西の属性全体にも生理的嫌悪をおぼえてしまうようになった。
 それから大分たって30代に入った頃の私はある時、この事態について別の場所で、とある秋田の僧侶に教えを乞うた。その僧は相手のよいところをみるよう、偏見をただすよう私に忠告してくれた。彼は本当に尊い人物であり、私は彼に、感謝している。それまで、上述の20代の酷い経験から関西憎悪を抜け出せなかった私は、子供の頃はそう感じなかったスタジオジブリの映画『火垂るの墓』の登場人物の関西弁にさえ到底耐え切れず、吐き気を催し、テレビを途中で消さなければならなかった。その後、しばらく嘔吐感がとれないほどだった。いまだにそうかもしれない。アインシュタインは10代に身に着けた偏見のコレクションがその人の常識だ、といっているが、私の20代はその例にもれなかった。
 私は上記の話をしばしば他人にした。勿論家族にした時は詳細や証拠までみせるので信じてもらえるが、他人は有名小説家らが2ch文学板に常駐していたとは信じられないらしく、私が統合失調症なのではないかと疑う者も、まれにだがいた。だから私は上記の話を、自分のブログの奥の方に納めてきた。2chの上でも、上記の小説家らは、私が誰に語っても凡そそう思われるだろうことを狡猾に予想し、私の実名に成りすましている、と語っていたものだった。